クレジットカード現金化に興味があるものの、違法なのではないかとの懸念から躊躇している方も多いのではないでしょうか。
そこで、クレジットカード現金化は違法なのか合法なのか、法的見地から解説していきましょう。
クレジットカード現金化は「グレーゾーン」
結論からお伝えすると、クレジットカード現金化は違法とは言い切れませんが、クレジットカードを発行している信販会社の多くが禁止行為に定めており、かつ金融庁も注意喚起している点から、「違法ではないけど推奨されない行為」、つまりがグレーゾーンとなっています。
クレジットカード現金化が違法と言い切れない理由
クレジットカード現金化は客観的な法的見地からは、違法とは言い切れません。
その理由として、クレジットカード現金化なのか、あるいは通常のショッピングなのか判断が難しい点にあります。
例えば生活に役立てようと商品をクレジットカードで購入したものの、思っていたものとは異なったので売却した場合、広義ではクレジットカード現金化となります。
上記の行為まで違法だと問われると、クレジットカードでの商品購入は慎重にならざるを得ません。
違法ではないけど注意が必要
一方で、クレジットカード現金化はクレジットカード会社が禁止しているケースが多いです。
クレジットカード現金化が疑われる取引に関しては、承認決済を出さなかったり、あるいは不自然な取引が多い場合は使用中止となったりクレジットカードを退会させられるなどの処置が取られることがあります。
これらの点から、クレジットカード現金化は合法ではないものの、推奨される行為ではないと考えられます。
クレジットカード現金化は慎重に
違法とは言い切れないものの、推奨される行為とも言い難いクレジットカード現金化を検討する場合、信頼できる業者を選ぶなど、慎重な行動が求められます。
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クレジットカードの現金化に年齢制限はある？一般的な対応や条件を紹介
クレジットカードの現金化を考えた時、個人でする方法とは別に、現金化を専門とする業者を利用するという方法もポピュラーなものとして知られています。
こうした業者の利用には、年齢制限のようなものはあるのでしょうか。
下限はあるが上限はないことが多い
まず下の年齢で言うと、現金化業者の多くは未成年の利用は断っていることが多いです。
またそれに付随して、成年であっても高校生の身分では使えないとしていることも少なくありません。
一方で年齢の上限を設けている業者はほとんどありませんが、稀にそうした条件を付けている業者がないこともありません。
なぜ未成年の利用はできない？
現金化業者を未成年が利用できない理由についてはいくつかありますが、まずは防犯上の理由があります。
未成年がクレジットカードを所持していること自体あまり多くはありませんが、未成年が現金化をする場合にはトラブルが伴うことが多く、業者側がそうしたトラブルを避けたいという意味もあります。
また現金化では商品の買取が必須ですが、古物営業法では親権者の同意がない未成年からの買取は禁じられています。
こうした事情から、未成年の申し込みは受け付けていないことがほとんどなのです。
高齢者を禁止していることは少ないが、カードが使えないことも
未成年の利用ができないのに対して、高齢者の利用は現金化の世界においては制限されていないということがほとんどです。
少なくともクレジットカードのショッピング枠が使える状態であれば、高齢者の利用を認めていないという業者はあまりないでしょう。
ただしクレジット側の規約では、特に入会時に年齢制限を設けていることがあり、定年以降の年齢層になるとカードを作ることが難しくなっています。
これは返済能力などに不安があるためで、業者もそれに準じていることがあります。
まとめ：原則的に未成年以外であれば利用できる
現金化業者の利用において、高齢者の利用を制限していることはそれほど多くありませんが、未成年及び高校生の利用に関しては認めていないという業者がほとんどです。
未成年が現金を必要とする場合には、他の方法を検討するべきでしょう。